お知らせ

第22回公開講座活動報告

【初めてのオンライン配信と会場との同時開催による第22回公開講座】

 今年度の公開講座は新型コロナウイルスの影響により、ZOOMを用いたオンライン配信を主とした開催になりました。また、感染対策に留意してZOOMを配信する会場を用意したことで、パソコンに不慣れな参加者の方も参加して頂く事ができました。事業部としては、初のオンラインと会場の同時開催を行う事ができ、当事者や他の専門職など多くの方に参加して頂けました。これも、初めての慣れない作業の中で色々と試行錯誤してくれた事業部員の協力や講師の先生方のご配慮があって開催に至ることができたと思います。今回のテーマは『高次脳機能障害を有する方の自動車運転再開に向けた取り組み』でした。特別公演の中で、「高次脳機能障害の運転特性を理解」し、安全に安心して自己理解を深め「説得より納得を」してもらうことが大切とのことでした。また、車の改造支援や公共交通機関などの代替手段を検討していくことも必要であると言われていました。活動報告では、『停止車両評価を用いた取り組みについて」、「実車車両評価に関する取り組みについて」、「自動車運転シュミレーターを用いた取り組みについて」の3つの演題を発表して頂きました。運転の評価について改めて確認することができ、また詳しい評価について知ることができました。来年度も公開講座の開催を予定しております。他職種の方々や県民、作業療法士協会の会員の皆様のためになるよう努めますので、よろしくお願い致します。