会長あいさつ

 愛媛県作業療法士会が昭和57年に発会後、社団法人、公益社団法人と移行しながら35年が過ぎようとしています。

 平成28年には会員数が1000名を超え、その社会に果たすべき役割は重さが増す一方、私たち自身にも社会変化に対応する機敏さが求められています。リハビリテーションの主眼も生活行為の向上にスポットが当てられ、作業療法士に求められる役割も医療場面から福祉、保健、教育領域はもとより、地域生活支援や就労、介護予防、ヘルスプロモーションに至るまで、人々の生活を支えるすべての領域に活動分野は広がっています。

 「作業」とは暮らしの中で皆さんが普通に行っている行為です。食事をしたり、風呂に入ったり、買い物に行ったり、部活動やボランティアも作業です。作業療法士はそのような対象者の皆様にとって『意味ある作業』で、その人なりの生活を創造する仕事です。私たち愛媛県作業療法士会はこれらのニーズに応えるため会員個々の資質を向上させるとともに、県士会に寄せられる様々な要望に対応することができる人材育成に力を入れて参ります。

 障害を持たれた方の自身の思いが込められた生活の実現とその向上へ向けて支援を進めてゆくとともに、皆さまのご期待にお応えするため、さらなる進化と深化を遂げていきます。応援のほどよろしくお願いいたします。

 愛媛県作業療法士会 会長 池之上卓治